鉛筆デッサンを始める前にHBや２Bなどの硬度別に、紙の白から、その鉛筆で描ける最も暗い色までの色調表を描いてみてください。そして、クリップの光っているところは紙の白を残し、クリップの中の一番暗いところは、その鉛筆の最も暗い色で描き、それ以外の部分は色調を良く観察しながらというふうに描き進めていきます。
形のチェックや明暗の調子などを、描き進める途中で何度も鏡に映して実物と絵を見比べます。その時に鏡に映る像を自分の描いているときの目線で見ている位置や角度に調整しつつチェックします。この時にクリップのような金属やガラス、陶器などは描きかけのスケッチブックや紙などを反射し、明暗が変わることがあるので注意しましょう！
